京都「南禅寺」─桜・紅葉の名所

南禅寺の魅力に触れよう。

南禅寺(なんぜんじ)は京都観光では人気が高く、
とくに桜・紅葉の名所としても有名です。
桜・紅葉のシーズン中はさらにたくさんの観光客が訪れます。
広大な寺域内には三門、方丈庭園、南禅院などがあります。

 

周辺には銀閣寺・平安神宮・永観光堂があり、
桜や紅葉でも名所が多いエリアです。
どうぞ京都・東山の南禅寺をじっくりお楽しみください。

南禅寺の見所

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南禅寺の観光ポイント

◎臨済宗南禅寺派・大本山の寺院
◎亀山法皇の離宮を禅寺にした
◎三門からの絶景、方丈庭園の「虎の子渡し」
◎襖絵の「水呑みの虎」は傑作
◎通がおすすめする南禅院

 

亀山法皇が造営した離宮の禅林寺殿を、
正応4年(1291年)に寺に改め禅林禅寺と名づけた。
開山(初代住職)は無関普門禅師(大明国師)、
開基(創立者)は亀山法皇。
室町時代には「五山の上」として、日本の禅宗のなかで
最も高い位につき、五山文学の中心地として栄えた。
創建当時の伽藍は応仁の乱で焼失してしまった。
広大な敷地に立つ現在の伽藍は、
桃山時代の再建がほとんどである。

 

■三門
5間3戸の荘厳な構えの三門は高さ22m。別名「天下龍門」と呼ばれ、日本三大門の一つに数えられる。現在の門は寛永5年(1628年)、大坂夏の陣に倒れた戦没者を弔うため、藤堂高虎が再建したもの。

 

右側の山廊から五鳳楼といわれる楼上に登ることができる。楼上には宝冠釈迦坐像と十六羅漢が安置されている。天井や柱・梁には狩野派の天人や鳳凰が描かれ、華麗な異空間が広がる。廻り縁からは京都の北西部が見渡せ、すばらしい眺めである。

 

観光で訪れたときは忘れずに一万両の絶景をぜひ見ておこう。なお、石川五右衛門が歌舞伎で「絶景かな」と称した眺めだが、実際には石川五右衛門がいた時代には三門はまだ再建されていなかった。
三門の前に建つ石燈篭も高さ6mを誇り、日本一大きいことで知られている。

 

■方丈
国宝の方丈は「大方丈」と桃山時代の小書院を移した「小方丈」で構成され、建物の中は一つにつながっている。境内の一番奥に建つ大方丈は、桃山時代の建築技術の粋を集めた寝殿造の優雅な建物。

 

内部は、大方丈と小方丈合わせて130面を越える狩野派の襖絵で飾られ圧倒される。小方丈では「虎の間」の襖に描かれた狩野探霊の「水呑みの虎」が傑作で必見。

 

■法堂(はっとう)
三門を入り正面に建っている伽藍が法堂。豊臣秀頼の寄進した法堂は明治28年に焼失し、現在のものは明治42年に再建された。法堂内部の中央には釈迦如来像・文殊菩薩・普賢菩薩の三体がまつられている。

 

■方丈庭園
大方丈にはいくつかの庭が配されている。大方丈の前面は俗に小堀遠州の作と伝えられる古山水(かれさんすい)の庭で、白砂に6つの石を組んだ姿から「虎の子渡し」と呼ばれる。石を親虎と子虎に見立て、白砂で川・水をイメージさせる。虎の親子が川を渡っていく様子をあらわしている。
※ 【枯山水】 水を使わずに、石・砂などにより山水の風景を表現する庭園様式のこと。

 

■南禅院
南禅院は南禅寺発祥の地といわれている。亀山天皇の離宮があった場所である。現在の建物は元禄16年(1703年)に徳川綱吉の母である桂昌院(けいしょういん)によって再建された。

 

庭園は池泉回遊式庭園。京都で唯一といわれる鎌倉時代の代表的な庭園だ。曹源池の周囲は深い樹林に包まれ、離宮当時の面影を残して、いつの季節に訪れても四季を感じることができる。とくに秋の紅葉シーズンは見物である。
この南禅院の作庭は夢窓国師と伝えられ、天龍寺庭園や苔寺(西芳寺)庭園とともに京都の3名勝史跡庭園の一つに指定されている。

 

■水路閣(すいろかく)
南禅寺の境内に立つエキゾチックなレンガ造りの疎水橋。水路閣は明治21年(1888年)に建設され、美しいアーチを描く全長93mの橋は、琵琶湖疏水の設計者の田辺朔郎が設計。古代ローマの水道橋が手本となっている。
水路閣は現在でも水を運ぶ疎水として活躍し、京都の代表的な風景のひとつになっている。橋だけの見学なら無料。


南禅寺の拝観時間・拝観料 ・住所・交通アクセス

■拝観時間………境内は自由。※方丈庭園、三門、南禅院は8時40分〜17時
■拝観料…………方丈庭園500円、三門500円、南禅院300円
■住所……………京都市左京区南禅寺福地町86
■交通アクセス…JR京都駅から地下鉄「鳥丸線」に乗り「鳥丸御池駅」で乗り換え。東西線で「蹴上駅」で下車、徒歩10分。

 

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京都観光にはホテルや旅館に宿泊して、じっくり見て廻るのも素敵ですね。
ホテルや旅館でおいしい料理を贅沢に味わう。さらに思い出深い京都になると思います。
では京都観光をお楽しみください。